犬の鼻血は要注意!柴犬コムギは幸運だったんです。

柴犬コムギ

コムギの悪性腫瘍は本当に奇跡的に発見されたんです。癌になってしまったことは不幸なことですが、いくつかの幸運が重なり、コムギは今も元気に生活しています。

2019年10月末に原因不明の鼻血が出てしまいました。鼻血以外の異変はなく、コムギは健康そのものでした。鼻血の原因は「異物が鼻に入ってしまったか?感染症?」だろうと思っていました。不安ではありますが心配しすぎないようにしていたんです。

鼻血当日に主治医に相談したところ、健康な7歳のコムギが癌であるとは思っていないけれど、まず最初に癌を疑って精密検査をした方がいいと言われ、CT検査を行いました。4mm程度の影が写っていたんですが、この時点でもまだ癌だとは思っていませんでした。あまりに小さいその影の部分を検査することはとても難しそうでしたが、周辺の組織を採取して成分検査をしたところ悪性腫瘍であることが分かったのです。

悪性腫瘍だった場合、すぐに外科的手術か放射線治療を行わないといけないのですが、大学病院で診察を受けるためには予約をしてから施術までに1ヶ月ぐらい掛かるそうで、成分検査の結果が出る前に大学病院の予約を取りました。悪性腫瘍であるとは少しも考えていなかったのですが、予約を取っていたことで最短で悪性腫瘍の治療を受けることができたんです。

原因不明の鼻血が出てから1ヶ月のスピードで放射線治療を受けることができたことは、コムギにとってとてもラッキーだったと思います。また、もし最初の異変で「鼻血以外に症状は無いし、少し様子をみよう」と思って放置していたら、コムギは助かっていなかった可能性が高いです。

放射線治療当日にCTで確認したところ、当初4mmぐらいだった小さい影は増殖してとても大きくなっており、悪性腫瘍の進行の速さに絶望的な気持ちになりましたが、ひと月でも治療が遅れていたら、脳や周辺組織を圧迫するまでに大きくなっていた可能性があるので、早期発見出来たことは本当に奇跡的な事だったと思います。

今現在、コムギは放射線治療と抗癌剤(分子標的薬)投与を行なっていますが、コムギをよく知る人が見ても健康な時と生活はそれほど変わっておらず、コムギは元気そうに映っています。癌で闘病中だと気づかれることはありません。主治医の先生とCT検査で悪性腫瘍を見つけてくださった先生のお陰で今のコムギはあります。

鼻血が出た場合に疑うべき病は「外傷、鼻炎、感染症、歯の病気、異物が鼻の中に入ってしまった、鼻腔内腫瘍(良性、悪性)」のようです。

若く健康なワンちゃん程、悪性腫瘍の進行は速いです。原因が特定できない場合や、検査に迷うような事があると思いますが、出来るだけ早く主治医に相談し行動を起こすことはとても重要だと強く感じました。

コメント